
者の皆さんが『カジノ』にどのようなイメージを持っているのかはわからないが、興味があることは確かだろう。なぜなら、このテーマを特集するにあたってお話しした、グラン世代の方たちの多くは『カジノ』と聞くと目を爛々と輝かせていたからだ。そして、世界各国で120以上の国と地域が、カジノを合法化して観光資源として活用していることからも興味深いテーマであることは明らかだ。日本人も海外へ出かけたときは多かれ少なかれ、カジノに触れる(触れたいと思う)ことが多い。 しかし、日本人の前にはいつも”言葉“の壁が立ちはだかる。カルチャースクールにてカジノ講師を務める(株)ブライトの清水尚美さんも話す。
「カジノに行ったことはあるけど、テーブルゲームはしないでスロットマシーンしかしませんでした、と話す方が多いですね。言葉がわからないからルールもわからない。テーブルへの入り方もわからない。日本人はわからないことが恥ずかしいと思う人が多いんですね」。そんな方たちに贈りたいのが今回のカジノ特集。ルールはどれも意外なほど簡単で、それさえ理解しておけば、言葉が喋れなくても怖いものはない。次の海外ではカジノデビューをしてみてはどうだろうか!

服装はカジノのある地域(国)によってケースバイケースというのが本音。
男性の場合はジャケットにパンツスタイルであれば、だいたいOKだと思っておけばよい。ヨーロッパであればネクタイ着用まで。
女性にしても、男性と同じことが言える。目安としては、ドレスコードのあるヨーロッパのカジノでも、高級レストランに行けるくらいの服装であれば十分OK。ドレスまで用意する必要はない。
カジノまで行って入れないのが一番悲しいので、経験者やツアー添乗員に確認しておくのも一つの手。
それが無理なら男女ともにセミフォーマルくらいの服装が無難。あと足元がサンダルやスリッパではNGな場合も多いので注意。

まず必要なのは現地通貨。
世界的通貨(ドル、ユーロ、円)がそのまま使えることも稀にあるが、カジノ内のキャッシャー(両替所)で現地通貨を手に入れておくほうが良い。

どのゲームでもテーブルごとにミニマム(最低賭金額)が決まっている。ミニマムが高いテーブルはレートが高い。 たいていはテーブル近くにプレートや掲示板のようなもので『MINIMUM $10』という感じで表記されているので、見つけ出そう。 最初はミニマム$10ぐらいが手ごろ。
チップは各テーブルで両替可能。
現金を、テーブル上のベットスポット(賭け場所)以外のところにおいて、
「チェンジプリーズ」と言えば、カジノチップと交換してくれる。
ルーレットやバカラなどのゲームは、人数が一人二人多くなってもゲームへの影響は少ないのでいつ参加してもOK。気をつけたいのがブラックジャック。途中参加をすると流れが変わって嫌がられるケースもあるので、シャッフル終了後に参加するのがベターだ。

ティップ(心付け)はできるだけスマートに渡したいもの。
主なタイミングは勝ってテーブルを離れるときやディーラーがチェンジするときなど。あとはカードで大きな役ができたときやルーレットで単数字を的中したときも、サッと渡してあげよう。
いざ儲かったはいいが、どうやってチップを換金したらいいの?という人も多いだろう。 勝ったチップはキャッシャー(両替所)にいけば、現金に換えてくれる。それとカジノに行く時に用意しておきたいのがパスポート。 もし、スロットマシーンで、ジャックポット(大当たり)が出た場合には身分証明が必要なこともあるので。

女性を連れ立ってカジノへ出かけるのであれば、お薦めはこのルーレットだ。
カジノクイーンの異名を持つルーレットは女性が勝って絵になるゲームであり、
何より好きな数字に賭けるだけという簡単なゲームだ。初心者であってもベット(賭ける)する様子はなかなかサマになる。
カジノの登竜門的存在と考えておこう。
まずはルーレット専用のホイールチップを手に入れよう(用語解説参照)。賭け方のルールは至極簡単。 好きな数字の上にチップを置くだけ。さらに線の上や交差する点などに賭けることで、2点・4点張りなども可能になる。 この賭け方のバリエーションがルーレットの魅力でもある。「ノーモアベット」の声が掛かれば、 賭けるのをやめて、玉の行方を見守ろう。

やみくもに予想して当てるのは至難の業。単数字ならなおさらだ。そこで知っておきたいのがエリア賭け。
ホイールを4エリアに分けて、落ちそうなエリアを狙い撃つというものだ。エリア名称には黒の4・6・8を結ぶ『ヨーロッパ』や赤の3・5・7の『七五三』などがある。
ルーレットのシンボルともいえる回転盤のこと。赤と黒のポケットが交互にならび、2ヶ所緑色のポケットがある。
基本的に数字は、対角線上に順番となり、隣り合った数字の差が出るようになっている。
ルーレット専用のチップ。テーブルについて、現金かカジノチップ(通常のチップ)を差し出して、
「チェンジ プリーズ」と言えば替えてもらえる。ホイールチップ1枚はたいてい1ドルに換算されるが、
これがテーブルのミニマムとは限らないので確認しよう。


カジノの王様とも呼ばれるわけはルールが単純な上に、レートが高額でかつエレガントで熱狂できるゲーム性にある。 ミニマムが100ドル(約1万円)ということもざらにある高額レートのゲームなので、熱くなりすぎるギャンブラー気質の方にはあまり強くお薦めできない。 しかし、そこで知っておきたいのがミニバカラの存在。半円状のバカラテーブルでミニマムも低く抑えてあるので、 まずはこちらから始めてみることをお薦めする。

バカラのゲームで「ん?」と思うのがディーラーの配るカードのルール。
知らなくてもぜんぜん楽しめるが、知っているとさらに白熱できるバカラのルールがこれだ。

バカラもルールは簡単。プレーヤーとバンカーのどちらが勝つか、もしくは引き分けるかに賭けるゲーム。最初にカードを2枚ずつ配り、合計が9に近いほうが勝利となる。 1〜9までの数字はそのまま数え、10・絵札は0として計算する。状況によっては3枚目のカードを引くこともあるが、 これはルールに従ってディーラーが機械的に行う。プレーヤーの勝ちに賭けていれば倍返し、 バンカーの勝ちに賭けていれば手数料5%を引かれたチップが手に入る。引き分けを予想した場合は9倍返しとなる。
シャッフル後の最初の1ゲーム目を、以降の参考とするために賭けずに行うこと。このゲームの勝敗によって以降のゲームの勝ち負けを予想していく。カジノによっては単純にカードを数枚見せて捨てるだけのところもある。
バカラの醍醐味はカードをめくるとき。それが“しぼり”。自分が望むカードかどうかを確かめる方法として、
縦の列から見たり横の列から見たりなど、さまざまなしぼり方がある。これができるのはそのゲームで最高額を賭けた人のみ。
いわゆる特権だ。(ミニバカラではディーラーがカードをめくる)


賭けごと独特の“読み”や“流れ”を楽しむことが好きな方なら、このゲームほどピッタリなものはない。
シンプルなゲームの中には、さまざまなセオリーやオプション、ルールが隠されている。
これらを駆使してディーラーとの駆け引きを楽しもう。そこで自分の読み違いで悔しい想いをするのがブラックジャック。
だが、それもこのゲームの魅力と醍醐味と言ってしまえる。
個々のプレーヤー(最大7名)とディーラーの対決となり、カードの合計が21に近い方が勝ちとなる。数字の数え方は、A(エース)は 1 or 11、2〜9はそのまま、10・絵札は10として計算する。Aと10・絵札の組み合わせが21『ブラックジャック』となり最高役。 プレーヤーは21以下であれば、何枚でもカードを引くことができるが、21を超えるとバスティングとなり負け。 配当は勝てば倍返し、BJの場合は合計2.5倍となる。

ブラックジャックを楽しんでみるとヒット?ステイ??スプリット???と悩むシーンが多くでてくる。
そんなときの基本的な考えとなるのが、このストラテジーチャートだ。自分の手札とディーラーの手札を見比べて次の手を決断しよう!
※条件により様々なパターンのストラテジーチャートがあります。

